フォークリフトの荷物接触事故防止の方法!センサと回転灯で安全対策

こんにちは、回転灯と防犯のプロ、電材ランド店長の春島です。

フォークリフトの荷物接触事故

フォークリフトの接触事故を回避したいので、
センサと回転灯を使ってうまく出来ないですか?

このようなご質問をいただくことがあります。

どのような状況か詳しくヒアリングすると
フォークをリフト(持ち上げ)した際に、
リフトしすぎて荷物が建物に接触してしまうことがある為、
それを回避したいそうです。

イメージとしては、一定の高さに荷物が到達した際に
センサに感知させて、回転灯を点灯し注意喚起し
それ以上フォークをリフト(持ち上げ)させないようにします。

センサ付き回転灯で対応可能か?

当店にてセンサと一体型の回転灯を販売しておりますので、
そちらがこちらの用途に使えないか?とご質問いただきました。

残念ながら、センサ付き回転灯はパッシブセンサと言う
一定の範囲の温度差を感知するセンサになります。

基本的には人を感知させる防犯で使用するものになります。

今回のように荷物を感知させたり、狭い範囲の感知を調整するのには
向きません。

赤外線センサを使用

今回のようなケースの場合、
赤外線センサを使用します。

これ以上リフトを上げてはならいと言う場所に
赤外線センサを設置します。
そのセンサから制御盤に信号を送り、
制御盤から回転灯に信号を送る事で、回転灯を点灯させてます。

製品選定など

今回のようなケースの問い合わせをいただいた場合、
当店では技術者が詳細をヒアリングさせていただき、
お客様の要望に沿った機器選定、設計を行います。

工事を請け負える関東地域の場合は設置工事も含めた
お見積りをします。

工事を請け負えない地域の場合、
システム結線図・制御盤仕様書等を作成し、
このような電気工事に慣れていない工事店様でも
施工が行える形で機器をお渡し出来ます。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
045-833-8270 担当:春島

工場内残留者検知、報知システム

フォークリフトの安全対策とは少し違いますが、
同じ工場内で弊社が請負った工事の事例をご紹介します。

お客様の要望は、
『安全対策の一環で、2階建ての工場の2Fに人がいる時、
1Fでわかるようにしたい。』とのこと。

工場の写真を送付いただき、有る程度の寸法を確認し
2Fには温度検知のパッシブセンサ2台の設置を提案しました。

そして1Fに電子音付きの回転灯を設置し、
2Fに人がいる際に、1Fの回転灯を通じて知らせる形にします。

比較的簡単な工事ではありましたが、設置工事後、
大変喜んでいただいた事例です。

こちらでは、先程のフォークリフトでは適切ではなかった
パッシブセンサを利用しました。

お悩みや解決したい課題によって、同じセンサでも
選定するものが変わって来ます。

どの現場でも、まったく同じところは存在しません。
この為、当店では熟練の設計技術者がヒアリングし
設計し、施工を行います。

工場内の安全対策等で、お悩みの場合は
お気軽にお問い合わせ下さい。
045-833-8270 担当:春島

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