回転灯をLEDに変える方法!注意点や選び方や交換方法について

こんにちは、回転灯と防犯のプロ、電材ランド店長の春島です。

回転灯が故障、どうせならLEDにしたい

日々のお問い合わせの中で非常に多いのが
LEDに交換したいと言うご要望。

何故LEDに交換した方が良いのか、
交換するにはどうしたら良いのか、
疑問にお答えしていきます。

LED回転灯にしたら電気代は安くなるの?

まずは電気代について

LEDに代えると確かに電気代が安くなります。

但し、旧来の電球式回転灯。
大型のもので、1日10時間点灯させていても
電気代は10円未満です。

LEDに代えると、同じ明るさで1/4程度の電気代になりますが、
元々の電気代が安い為、あまり大きなメリットにはなりません。

電気代を安くする為に
回転灯をわざわざLEDに変更する必要はありません。

えっ?それならLED回転灯のメリットって何?

回転灯をLEDに変更する一番のメリットは、
電球交換の必要がなくなることです。

LEDには球切れがありません。
LEDの寿命は20,000時間と言われており、
LED照明器具の大半は、LEDの寿命が来る前の
その他の部材の寿命が先にくると言われています。

ランプ交換のメンテナンスが必要ない。
これが一番のメリットになります。

回転灯の消耗品寿命

回転灯をLEDに交換したし、
もうこれでメンテナンスしなく良い!!

と思われるかもしれませんが、
実際はこの通りではありません。

回転灯の部品の中では
3つの消耗品があります。

それぞれの寿命は下記の通りです。
・電球寿命…2,000~3,000時間
電球の寿命は2,000~3,000時間と言われています。

1日10時間、毎日使用した場合、半年~10ヶ月程度で
電球が切れてしまいます。

・モーター寿命…4,000時間
電球の周りをクルクル回っている反射鏡、
あれの動力がモーターです。

1日10時間、毎日使用した場合、1年3~4ヶ月程度で
モーターが消耗します。

モーターの交換にはハンダゴテを使ったハンダ付けが必要になり
自分でも出来ないことはないですが、メーカーは修理扱いを
推奨しています。

・ローターゴム寿命…不明

反射鏡にモーターの動力を伝える際に
ローターゴムと言うものが使われています。

電球がついている、モーターも動いている
なのに反射鏡が回っていない。

この場合は、ローターゴムが消耗し、
切れてしまっているか、摩擦がなくなってしまい
空転してしまっているケースが多いです。

正式な寿命は出ていませんが、
恐らくモーターと同じぐらいの寿命になるのではないかと
考えています。

このように、電球交換の必要はなくなりましたが、
モーターとローターゴムの交換は必要になります。

大半のお客様が、モーターが故障した時点を
回転灯の寿命と考えています。

電球式の回転灯の場合、電球切れて1度電球を交換した後、
モーターが故障して、回転灯を廃棄する。

そして新品に取り換えると言う流れになります。

大半の回転灯の場合、LEDに代えても電球を1度交換が不要になる
この程度のメリットになってしまいます。

回転灯を使用していて最もかかるコストはメンテナンス

回転灯本体の価格は安いものですと1万円を切ります。
部材に関しも数千円程度です。

この為、本体や部材そのもののコストはそれ程かかりません。

回転灯を使用していて、一番のコストになるのは
メンテナンスを行う費用だと思います。

例えば店舗の看板につけている回転灯。

電球が点かなくなってしまった。

営業していないと思われてしまいます。

電球はつくのに、クルクル回っていない。

お店の顔である看板をないがしろにしてしまうと
そのお店の評判に関わって来ます。

この為、すぐにでも修理が必要になるのですが、
高所に取付けている場合が多く、
高所作業車を使って修理。
となると、修理にかかる費用が回転灯自体のコスト
どころではなくなってしまいます。

LED回転灯を購入する時の注意点

1日の使用時間がそれ程ない時や
連続して使うことが無い時は、LEDにする必要はありません。

LEDにしたからと言って、明るくなるわけではありませんし、
電気代が凄く安くなるわけでもありません。

本体価格が安い旧来の電球式回転灯で十分です。

但し、毎日長時間、そして長期間使用する場合は
やはりLEDタイプをオススメします。

この場合は、モーターの寿命や、
ローターゴムを使っているか否かを確認して下さい。

最近では、回転灯内部にLEDを沢山ならべて
それを点けたり消したりしながら、
回っているように見せるタイプの回転灯も多くなってきました。

これは正式には回転灯ではなく流動表示灯と言う部類になります。

この機種の場合、モーターもローターゴムも使用していない為、
基本的にはメンテナンスの必要がない機種と
考えていただけます。

オススメのLED回転灯

流動表示灯も明るいものが増えて来ましたが、
やはり遠くからでも気が付ける視認性を考えると
反射鏡を使用したタイプの回転灯がオススメです。

この際にオススメしているのが、
パトライト社の大型LED回転灯 RLR型です。

LEDの為、ランプの交換の必要がありません。

モーターは高性能のブラシレスDCモータを使用しており、
通常の回転灯のモーターの5倍の長寿命です。
この為、モーターの寿命も気にする必要がありません。

また、ベアリング採用ギア式の為、ローターゴムも使用していません。
この為、ローターゴムの寿命も気にする必要がありません。

つまりは、一度つけてしまえば、
基本的にはメンテナンスの必要がない機種と言うことになります。

実際に点灯している動画はこちらになります。


製品の詳細に関しては、こちらをクリックして下さい。

ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。
045-833-8270 担当:春島

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする