火災時の避難連絡用に使える!無線式回転灯の安全対策のやり方!

こんにちは、回転灯と防犯のプロ、電材ランド店長の春島です。

火災発生時の連絡手段

当店には、日々色々なお客様から
ご相談をいただきますが、本日はその中から事例を
ご紹介いたいと思います。

ある専門商社さんからのご相談でした。

福祉施設の火災連絡通知用に無線式回転灯を導入したいとのこと。

消防設備は、法令に則って導入が定めれています。
詳細に関してはわかりませんが、今回のご相談は
義務化されている平米数や建物形態外の施設に対する
導入の検討だと思われます。

施工工事が発生しないように、
無線式の回転灯を使用したいとの事でした。

無線式回転灯には、電池式のものもありますが、
今回は常設で使用し、大きめのブザー音も出た方が
良いと考えたので、回転灯側はAC100Vの機種を検討してもらいました。

今回のご相談に際して、まず行ったことは
間違いなく電波が通るかの試験です。

福祉施設の1Fから2Fに通知する為の手段とするとの事でしたので、
デモ機をお貸しし、実際に電波が通るか試験していただきました。

当店が扱っている無線式回転灯は、見通しの良いところでは
500m程度電波が届く機種の為、大半の場所では問題なくお使いいただけますが、
今回のようなケースでは、必ずテストをしていただくようにしています。

機種選定

先程、少し触れましたが、
今回は回転灯側はAC100Vで動く機種を選定しました。

まずは、強い光で火災を知らせる必要があります。
また、視覚障害の方もいらっしゃると思うので、
音でも火災を知らせる必要があると思います。

電池式の機種もありますが、消費電力の問題があり
どうしてもAC100Vの機種に比べて光の強さもブザー音量も落ちてしまいます。

この為、回転灯側ではAC100Vの電源を確保してもらいました。


今回オススメした機種はこちらになります。こちらをクリックして詳細をご確認下さい。

屋外で撮影したものではありますが、↓が実際に点灯している動画です。

ブザー音は↓の音色です。音量は90dB(防犯ブザーと同程度)になります。

※パナソニックの火災報知器の音量が87dBの為、
火災報知器よりも大きな音量が出ることになります。

使用方法

今回は1Fから2Fに通知する手段として利用されるとのこと。
回転灯自体には、コンセントプラグが付属されており、
電源をコンセントからとることですぐに使用することが可能です。

回転灯は、部屋のどこからでも目立つ場所に取付けるのが良いと思います。
出来れば、非常口の近くが良いのではないかと思います。

火災が生じた時に、逃げる方向を示すことにもなりますので。

壁面取付けブラケット等を用いて取付けを行い、
電源をとって取付け完了です。
近くに電源が無い場合は、延長コード等を持ち入れば
電気工事無しで設置可能です。

リモコンは1Fに置くことになりますが、
一番安全性が高い場所に、置くのが良いと思います。
火災によってそこに近づけないと言うようなトラブルは
避けなければならないので。

設置場所、機種選定等でお困りでしたら
一度お電話ください。

私の方で製品選定などのアドバイスをさせていただきます。
問い合わせ先045-833-8270 担当:春島

宜しくお願い致します。

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